自家製ベーコンがとにかく美味しい。

こんにちは。

「昔ながらの日本の食を伝えるサイト」と言っておきながら、洋風のレシピに関する内容を堂々と書いているルミルミです(笑)すみません!

個人で行っている為、ご容赦くださいませ。今後もゆるく、長く、楽しく更新をしていきたいと思います。

さて、我が家では週末、よくキャンプに出かけます。皆で作って外で食べるごはんは最高に美味しいんです。

そして、キャンプでベーコンを作るのはもはや鉄板になりつつあります。しかも、たくさん作るとキャンプ場で食べるだけでなく、自宅に持ち帰って翌週の常備菜にできることを発見!

ピクルスやラペなど、酢で日持ちしそうなおつまみを事前に作っておいて、翌週の常備菜に活用することもよくあります。今日はそんな、ベーコンの作り方についてご紹介します。

塩のみのバージョン

材料

豚バラ塊肉 500g

10g(重量の2%

好きなハーブ(ローリエ、ローズマリーなど。無くても良い)

胡椒 適量

作り方

1、肉の表面にフォークなどを刺して適度に穴を開ける。塩が染み込みやすいようにする。

2、塩を満遍なく揉み込む。胡椒を振りかける。ブラックペッパー多めが好き。

3、ハーブを乗せ、キッチンペーパーでしっかりと包み込む。その上からラップをするか、ジップロックに入れておく。

43日~1週間程度冷蔵庫で寝かせ、味を染み込ませる。

5、鍋で45分~1時間程度燻す。

燻す時間は肉の大きさと好みによります。

出来上がり!

ちなみに、より本格的に作りたい方はソミュール液に漬け込む方法もあります。

ソミュール液の材料

塩分濃度15%程度の食塩水

入れた食塩の半量の砂糖

・・・ちょっとわかりづらくてすみません。例えば1リットルの水で作るなら150gの塩。その半量の75gの砂糖を使う、ということです。我が家ではジップロックにソミュール液と肉の塊を入れるので、200ml程度でも十分なくらいです。

胡椒 適量

好きなハーブ(あれば)

作り方

1、ソミュール液の材料を鍋に入れて火にかける。沸騰して塩と砂糖が溶けているのを確認できたら火からおろし、粗熱が取れるまで待つ。

2、粗熱が取れたら袋などに入れ、肉を入れる。肉はもう一つのレシピと同様に、フォークなどであらかじめさしておいて味がしみこみやすいようにしておく。腐敗防止の為、肉が水にかぶるようにする。

3、冷蔵庫で寝かせる。※冷蔵庫で寝かせる時間は塩のみのときと同じくらいで大丈夫

4、燻す前に半日ほど外に置いて、水分を乾かす。

5、1時間程度燻す。

出来上がり!

市販のベーコンに含まれているものは?

市販のベーコンの食品成分表、ご覧になったことはありますか?実は様々な種類の添加物が入っています。特に気になるものをご紹介します。

亜硝酸塩

主に見た目をよくする発色剤として使用されています。

亜硝酸塩にはボツリヌス菌に強いらしく、食中毒を防げる点での評価はあるみたいですが、肉に含まれるアミノ酸と結合して、ニトロソアミンという発ガン性物質に変わる危険性が指摘されています。毒性の強さから使用量が規定されているような物質であることは事実です。

リン酸塩

お肉を結着させたり、弾力感(ウインナーにどにあるパリッとした食感)を出すために使用されています。リン酸塩とも、ph調整剤と記載されていることもあります。リンはカルシウムや鉄分など、ミネラルの吸収を阻害する作用があるため、骨粗しょう症や貧血のリスクなどが指摘されます。

じゃあ、無塩せきってどうなの?

亜硝酸塩とリン酸塩を避けたくて無塩せきのベーコンを買うこともありました。

しかし、驚いたのですが無塩せきも問題みたい。こちらも気になるものをご紹介。

たんぱく質加水分解物

たんぱく質加水分解物とは肉や魚、大豆などに含まれるたんぱく質を分解して得られたアミノ酸のことを言います。

様々な製造方法はありますが、ローコストで広く流通している製造方法は塩酸を用いてアミノ酸に分解するという製造方法。しかし、その製造過程でタンパク質に含まれるグリセリンと塩酸が反応を起こしクロロプロパノールという発がん性の高い物質が生成されてしまいます。

市場に流通する前に検査をされているので残留はしていないとも言われていますが、100%安心です、とは言い切れません。

また、この原料に用いられるたんぱく質の原料が遺伝子組み換え大豆だったり、危険な畜産類だったり、中国産の場合人毛が使われていたりすることも。たんぱく質加水分解物に含まれる原料までは表示の義務もないので、どのようなもので作られているかはわからないのが現状です。


あれはだめ、これはだめと神経質になり過ぎてストレスになるのも良くないですが、何より自分で作ったベーコンの方が美味しいし、安全だし、安い(笑)

興味を持たれた方、ぜひ作ってみてくださいね。

ABOUTこの記事をかいた人

2人のこどもを育てながらネット求人企業ではたらくワーキングマザー。週末発酵教室。栄養医学指導師。今日からすぐに始められるからだに優しい食べ物の選び方や簡単レシピなどを紹介していきます。