こんにちは、ルミルミです。
もうすぐバレンタインデーですね。デパートなどはこぞってバレンタインデーに向けた企画を行っていますね。
準備をされている方もいらっしゃるかもしれませんが、こどもでも食べられる砂糖不使用のチョコレート、は如何でしょうか。
使うのはこれ、甘酒です。

甘酒、と言っても酒粕が入っているものではなく、米麹(と米)だけで作られているやつです。糖質の代謝に必要なビタミンB1をはじめ、ビタミンB群や必須アミノ酸が豊富な発酵食品。お米のでんぷんが糖化されているので、これだけでも十分甘いですよ。
今回は2種類の甘酒トリュフチョコレートをつくってみました。
甘酒トリュフチョコレート その1 のつくりかた
材料(15個くらい)
甘酒 100g(かたづくりのもの。どろっとしていて、飲むタイプではないもの)
豆乳 100g
ココアパウダー 大さじ2~4 ※味とかたさをみて好みで調整してください
ラム酒もしくはバニラエッセンス 適量
ミックスナッツ 適量
(トッピング用)ココアパウダー(適量)
手順
1、甘酒を鍋に入れ、そこに少しずつ豆乳を入れ混ぜる。
2、弱火にかけ、6割くらいの量に煮詰める。

こんな感じでカスタードクリームっぽくなります。もっと硬くしてゆるいスクランブルエッグのようにしてもOK。甘酒は加熱することで糖度が増しますので、さらに甘くなります。豆乳のジャムみたいな味になるので、これだけでもおいしい。豆乳の豆っぽさが気になる方は甘酒の割合を増やしてくださいね。
3、2にココアパウダーを少しずつ入れ混ぜる。硬さと味を見ながら調整してください。
4、3にラム酒かバニラエッセンスを入れ混ぜる。なくてもいいですが、風味付けされるので甘さが増した感じがします。
5、4をスプーンですくい、ナッツを加えてスプーンで丸める。
6、容器に入れたココアパウダー(トッピング用)の上に丸めたチョコレートを置き、ココアパウダーをまぶす。
甘酒トリュフチョコ その2 のつくりかた
材料
甘酒 100g(かたづくりのもの)
焼き芋 30g程度(安納芋など糖度の高いものがおすすめ。ほくほくねっとりした状態のもの)
ココアパウダー 30g~50g
生クリーム 大さじ1
ラム酒もしくはバニラエッセンス 適量
ミックスナッツ 適量
(トッピング用)ココアパウダー(適量)
手順
1、甘酒に焼き芋を潰しながら入れ混ぜる。
2、ココアパウダーを少しずつ入れ混ぜる。味と硬さをみながら調整してください。
3、2に生クリームを加えて混ぜる。
4、3にラム酒かバニラエッセンスを入れ混ぜる。
5、4をスプーンですくい、ナッツを加えてスプーンで丸める。
6、容器に入れたココアパウダーの上(トッピング用)に丸めたチョコレートを置き、ココアパウダーをまぶす。
甘さが足りないという方は
・ココアを純ココアではなく甘みがあるものにする
・混ぜるココアパウダーをチョコレートにする
・はちみつを加える
・仕上げのココアパウダーに粉砂糖を入れる
などを行ってみてください。
手作りしてみると、市販のチョコレートの甘さに気づく。
実際に自分が作ってみると、市販のチョコレートがいかに甘く作られているかがわかります。
商品のパッケージ裏側に書かれている成分表示をみたことはありますか?基本的に多いものから順番に書かれているのですが、大手メーカーのチョコレートは「砂糖」から始まっています。
他にも人工甘味料などがふんだんに使われていたりするものも。食べ続けると砂糖中毒になるわけです。多少の差はあるかもしれませんが、デパートで販売されているチョコレートも同じです。
この時期は催事売り場でことごとく試食でき、また主人は無類のチョコレート好きなので、以前は一緒にデパートに出かけ、試食をした上で気に入ったものを購入していたのですが、砂糖や乳化剤(大豆由来って書いてるものは基本的に遺伝子組み換えと思った方がいい)、食物油脂(トランス脂肪酸)他様々な原材料が使われていること、カカオ豆自体の栽培方法(農薬使用の問題や労働力の問題)なども気になったため、デパートには行かなくなりました。
購入する場合は、オーガニックのもので高カカオのものを選んでチョコレートバーをそのまま購入することが多いです。
これとか。
これとか。
99%、100%カカオのものを一度食べたのですが、あまりの苦さに飛び上がりました。でも、本来はそのくらい苦いものなんです。その成分がポリフェノールという抗酸化物質。「チョコレートは身体にいい」という話を耳にしたことがある方もいらっしゃると思いますが、だからと言って砂糖や遺伝子組み換えの原材料たっぷりなチョコレートが身体にいいとは思えません。。。
そもそもバレンタインデーもチョコレートメーカーの販促の一環ですしね。今となってはわざわざチョコレートを買わなくてもいいんじゃないか?という気にもなります。
でも、気持ちを伝えるきっかけとしてイベントのパワーを借りるのには賛成。そう遠くないうちに、娘が大きくなったら誰かにチョコレートを作ってあげる日も来るんでしょうね。
甘酒さえあれば、30分でできる簡単スイーツ。もしよかったら作ってみてくださいね!