そもそも、発酵食品ってなんで身体にいいの?

こんにちは。

月1回程度、「こどものからだと心を育てる発酵ワークショップ さしすせそ」を運営しているルミルミです。

平日は会社員で、いたって普通のワーキングマザー。(そんな私がなぜこのブログを開設するに至ったのかはこちらに記載しています)

自分のペースでブログもワークショップも発信し続けていきますので、ぜひ遊びに来てください。

 

さて本題です。

友人に発酵ワークショップを開催しているよ、という話をすると、いろいろな反応をいただくのですが、その中で「発酵食品って何となくよさげな気はするんだけど、実際何がいいのかな?」

という質問をいただきました。

きっと同じような気持ちの方は多いのではないかと思い、発酵食品の良さについてまとめてみました!

 

発酵って、何??

日本発酵文化協会のホームページによると、

「発酵とは、微生物の働きによって物質が変化し、人間にとって有益に作用すること」

と記載されています。

発酵食品は、微生物に含まれる酵素が食べ物を分解して作り出すというものなのですが、人間にとって有益な働きに作用すると「発酵」といい、反対に有害な働きを「腐敗」といいます。

微生物の働きそのものは何ら違いはないけど、結果として人間にどう作用するかで呼び方が異なります。

発酵の良さって??

本間真二郎先生の「病気にならない暮らし辞典」によると、以下のような効能があるそう。

・腸内環境をととのえる(整腸作用、便秘解消、腸内細菌の安定、免疫力のアップなど)

・食品の保存性が増す

・抗酸化作用がある

・デトックス作用がある

・うま味、甘みなど、風味がよくなる

・ビタミン、ミネラル、アミノ酸などの栄養価が高くなる

いろんな効果があるんですね。もう少しくわしくまとめてみました。

腸内環境をととのえる

発酵食品には善玉菌が多く含まれています。例えば乳酸菌は、腸内で活動し、腸内のpH値を弱酸性にします。そのため、腐敗物質の増加を抑える効果があります。また、発酵食品は腸に存在する免疫細胞を活性化するとも言われています。

実は腸内には100兆もの細菌が存在していますが、善玉菌が約15%、悪玉菌が約10%、日和見菌が約75%存在している状態が、バランスのとれた環境と言われています。(悪玉菌も多少は必要、ということです)日和見菌は優勢になっている方につく特徴があるので、腸内環境は善玉菌が優位な状態にしておくことが大切。悪玉菌が優勢になったり、腐敗物質が増加すると、腸内環境は悪化してしまいます。腸内環境の悪化が万病の元と指摘する医師もいます。

食品の保存性が増す

発酵を行う微生物は一般的に善玉菌と言われます。これらは腐敗を進める悪玉菌よりも強く、腐敗を止めるのが特徴。そのため、発酵によって保存性が増します。

そのままでは長持ちしない野菜、魚なども、発酵させて漬物や梅干し、味噌、醤油、かつおぶしなどになると、長期保存が可能になります。ちなみに、正しく作られている梅干しは、何年経っても問題なく食べられるとも言われています(熟成している方が栄養価が高い、とも言われているくらい)。

抗酸化作用がある

食品中に含まれる抗酸化物質は、発酵することで力を発揮するそう。また、発酵食品は、発酵する過程で抗酸化物質がたくさん作られます。善玉菌を多く含む発酵食品を積極的に摂取することは、体内の抗酸化力アップにもつながります。

デトックス作用がある

発酵食品に含まれる善玉菌には腸のぜん動運動を活発化させる作用があるので、お通じが出やすくなります。また、発酵食品には酵素が含まれていますが、酵素にもデトックス作用があるそうです。

 

うま味、甘みなど、風味がよくなる

発酵食品のうま味、甘み、風味は食べ物を発酵させる微生物が食べ物の成分を分解することで生まれます。たとえば、たんぱく質は酵素によって分解され、アミノ酸に変化します。炭水化物は酵素によって分解され、ブドウ糖に変化します。アミノ酸はうま味成分を、ブドウ糖は甘み成分を感じるようになります。

ビタミン、ミネラル、アミノ酸などの栄養価が高くなる

発酵の過程で微生物がビタミンを合成してくれます。ビタミンBやC、Kなど、身体にはなくてはならない栄養素が含まれています。発酵させることでミネラルも吸収しやすくなります。

アミノ酸は20種類ありますが、そのうち9種類は人間は体内で作り出すことができない必須アミノ酸と言います。たとえば味噌には必須アミノ酸が全て含まれているそう。

しかも、酵素の働きででんぷんやタンパク質がブドウ糖やアミノ酸に分解されているため、吸収しやすく、身体への負担が少ないというメリットもあります。

 


私たちのまわりには味噌・しょうゆ・納豆、かつおぶし、梅干し、ヨーグルト、キムチなどさまざまな発酵食品が存在しています。気軽に摂り入れられるものばかりなので、意識して摂取し続けたいところです。

ABOUTこの記事をかいた人

2人のこどもを育てながらネット求人企業ではたらくワーキングマザー。週末発酵教室。栄養医学指導師。今日からすぐに始められるからだに優しい食べ物の選び方や簡単レシピなどを紹介していきます。